地方競馬について

地方競馬とは、競馬法に基づき、都道府県や競馬場がある市町村などで構成される一部事務組合が施行する競馬のことです。

地方自治体などが施行することから、公営競馬という言い方をされることもありますが、「地方競馬」が正式な名称です。

この地方競馬や、競輪、競艇等の公営競技は、長年にわたり、地方自治体の貴重な収入源でした。

しかし、近年、バブル崩壊後の景気後退や、レジャーの多様化などにより、ギャンブル離れが加速し、売り上げは年々減少傾向にあります。

そのため、採算性が悪化し、開催休止、廃止に追い込まれた競馬場がいくつも出てくるようになりました。

平成19年4月現在で、地方競馬の主催者は、道県2(北海道、石川県)、市3(帯広市、金沢市、福山市)、一部事務組合11の合計16で、レースが行われている競馬場は全国に20箇所にまで減少してしまいました。

そのため、売り上げの増加を目指し、電話投票を活用したり、個人や団体から協賛金を集めて、冠競走を開催する、「個人協賛競走」を行うなどの方策もとられてはいますが、あまり効果は現れてはいないようです。

また、最近はソフトバンク、楽天といったIT企業が参入して、インターネットを利用した馬券の購入や、レースの中継なども行われていますが、地方競馬の場合は、中心となるファン層は高齢者など、ネットやパソコンがあまり身近でない層が多いので、これらが、競馬場での売り上げに依存する赤字体質からの脱却の決め手になるかは難しいようです。